連日連夜、テレビやラジオで放送されています。インターネット上でも報道がなされています。
スピードスケートについては、なんとなく知っていましたが、今回スピードスケート「パシュート」が話題を呼んでいます。
パシュートとは一体どういう意味でしょうか?
パシュートとは
パシュートとは辞書では「追跡」「追撃」を意味するそうです。
確かに、相手チームと同じサーキット場を半周ずらしてスタートする所からしても、「追撃」「追跡」しているような競技ですね。
今回のスピードスケート団体パシュートでは3人が1つのチームになって戦う団体競技ですね。
3人の前後の距離が均等に保たれ、つかず離れずでひとかたまりになって滑っていく、なめらかな動きと統一感の中でのスピード感。日々の練習の賜物といえるでしょう。すばらしい。
速い速いっ!スピードスケートの速度について
スピードスケートの男子で時速50-60キロの速度で滑っているようですね。
今回のパシュートの場合はどうでしょうか
400Mのスケートリンクを女子は6周で行われます。
2400Mを2分53秒89で滑った計算で考えますと
約、
時速49.65km/h
分速827.58m/min
秒速13.8m/s
となります。
速い速いっ!
1秒間に13メートルも進んでいる・・・・・
カップラーメン作っている間に駅4つぐらい進んでそうですね・・・・
というか、3分以内でレースが終わってしまいますが。
この3分弱のために、4年間どれだけの練習がなされたのかを考えると、その努力は賞賛に値しますね。
体力の温存と、一気に突き放すタイミング
チーム戦であるパシュートは、3人が重なりながらレースを行います。
先ほども考えた速度を考えると、3人の先頭の選手はまともに滑っている速度の風を受けることになります。時速50kmの風をずっと受け止め続けるのも中々体力消耗につながるでしょう。
パシュートのルールの1つに、滑る3人は必ず、一度は先頭を滑り最低1週する必要があります。つまり、3人の選手が入れ替わって、後ろに回った選手は空気抵抗の少ない状態で体力の温存をしながら、レースを続けることが出来るわけですね。
今回の女子団体パシュートでは、最後の2週からがスパートがかけられたように思います。
常に120-150%で練習しておいて、実際の試合には、100%がキープできるよう準備していたのでしょうか?
後半にさらに加速できるだけの力がある、そのような準備の仕方をわたしも心がけたいと思いました。
まとめ
今回はメダルも多くオリンピックが盛り上がっていますね。
賞を得るために払った努力には、わたしたちの生活の中でも気を引き締めて行動するための学ぶところも多々ありますね。
どの選手もケガには気をつけてください。