物はいつしか、こわれます。急にこわれることもあります。スマホのバッテリーの寿命問題は今でもつきものです。

Apple製品も一年の保証がついているので、基本的な電化製品と同じような安心はありますが、修理できれば安心ですね。

Appleの修理サービスプログラムが日本にも拡大する予定です。確認しておきましょう。

「Independent Repair Provider」

「Independent Repair Provider」プログラムとは

Appleの修理サービス事業者として、Apple製品の修理や製品保証外の修理に対する診断プロセスを学ぶことができます。

米国やカナダを先駆けに行われていた、Appleの修理サービスプログラムが、世界の200以上の国や地域に対象が広がることになりました。

今回は日本も対象に加わっているので楽しみですね。

プログラムの参加について

Appleが提供する Independent Repair Provider プログラムへの参加に費用はかかりませんが、参加資格を得るために修理サービス事業者には、同プログラムに基づく修理サービスを実施する専任のApple認定技術者を置くことが求められます。この認定プロセスは簡素で費用は掛かりません。プログラム参加資格を得たサービス事業者はAppleの純正部品と専用治具を購入し(Apple正規サービスプロバイダ向けと同価格)トレーニング、修理マニュアル、診断プロセス等のマテリアルを無料で利用できるようになります。

Apple公式NEWSRoomより

参加費用がかからないとハードルが低いように思えますが、専任のApple認定技術者を置くことが求められるので、この技術者がどれほどの資格が求められるのか確認する必要がありますね。

今週後半発表される情報に期待したいと思います。(2021年3月30日、22時12分の時点では日本語に対応した申し込みを行うことができません)

今年後半より始まる国や地域も

スマホ修理のイメージ

画像は修理のイメージです

中国やアルゼンチンなど地域によっては、今年の後半から始まる予定となっています。

正規の保証が切れてしまうと、iPhoneやiPadなどの修理が非常に高くなってしまう場合がありますね。

地域の中では、なかなかiPhoneやiPadの修理を受けるのが難しい場所もあるかもしれません。この「Independent Repair Provider プログラム」を用いてApple製品の修理が近くで受けられるなら安心して使用できますね。古い製品も息を吹き返して、活躍の場が与えられるかもしれません。セキュリティーアップデートにも注意が必要となりますが。

iPadの保証修理の経験

わたしもiPadが保証期間内にこわれた時と、保証が終わってからこわれた時の両方を経験したことがあります。

一つはiPadの音声が出なくなりました。どれほど音量をあげてもiPadのスピーカーから音が出なくなりました。保証期間内だったのでAppleストアまで持ち込んで、交換してもらったことがあります。順番は待ちましたが、すぐに対応してくれたことを思い出します。

もう一つは、Wi-FiモデルのiPadでしたが、Wi-Fiの電波をつかまなくなりました。すでに一年保証を過ぎていましたので、修理にApple修理の提携しているお店に持っていきました。部品代込みで3万円かかると言われたので、泣く泣く修理しませんでした。Wi-FiモデルでWi-FiのつながらないiPadほど使えないものはありませんね。

まとめ

「Independent Repair Provider プログラム」でApple製品の修理サービス事業が日本も含めた200以上の国や地域で拡大します。早い地域は今週後半から、今後随時拡大していく地域は、今年後半より始まる予定です。

無料のトレーニングや、修理マニュアルなど学ぶことがたくさんありそうですが、新しい事業を始める良い機会になるかもしれませんね。

需要はこれからも増えると思います。Appleの製品の修理の知識を持っていて損はしません。日本ではApple好きが増えてますから・・・という、わたしもその一人です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。