野球のボールを握りしめる

投球が定まらない…..思い通りのプレイができない

ピッチャーとして自分の投げる球をコントロールすることは、いつも気遣うことと思います。

それが、ただ自分のコントロールが悪いのか、訓練の不足なのか、それとも….イップスなのか…..

二軍で調整中だった阪神タイガースの藤浪晋太郎選手が、一軍復帰戦での投球について、

イップスではないかという記事を見つけたので、イップスについて調べてみました。

イップスとは

“※「イップス」とは
野球における「イップス」とは、主に投げる動作について使われる言葉。症状は個人差があるが、もともとボールをコントロールできていたプレーヤーが、自分の思うように投げられなくなってしまうことを指す。症状が悪化すると、投球動作そのものが変質してしまうケースもある。もともとはゴルフ競技で使われていた言葉だったが、今やイップスの存在は野球や他スポーツでも市民権を得た感がある。”

sportivaより

投げる動作は野球では、バッターにたって打つときや塁を走る等の攻撃の時以外は、投げる動作を行うので、野球選手には欠かせない行動ですね。

そう考えると、ピッチャーだけにかかわらず、すべてのポジションの選手に関係することが分かります。

「市民権を得た」という表現もイップスが特殊な出来事ではなく、普段でも起きうる出来事であることが考えられますね。

テレビやラジオで放送される選手の活躍だけを見たり聞いた入りしているだけではなかなか見極められないことですね。

今日の試合は調子悪いのかな、何か思いの中で抱えているものがあるのかなぐらいしか分からずに、

運動障害ということに気づくことはギャラリーのほとんどはが難しいように思えます。悲しいことですが、試合の勝敗だけが気になる場合もありますからね。

イップスの原因はについて考える

イップスの原因はプレッシャーからくる極度の緊張が関係しているようです。

その緊張からくる震えや硬直が起こり、自分の体を思うように動かすことが出来なくなるようです。

普段の生活でも緊張感が漂うことってあると思いますが、ここは集中力が必要だ!という場面で、かえって緊張してしまい、普段では行わないような動きをしてしまうことのようですね。

プロ野球の選手なら自分より前にボールを投げることは、それほど難しいことではないと思いますが、

イップスが発症してしまうとホームに向けて投げなればならない状況でも

地面に向けて投げて高くバウンドさせてしまうこともあるようですね。

周りから見ると、ただ焦ってしまって何しているんだろうと感じてしまうかもしれませんが、

投げようとしている本人も自分がなぜ地面に投げてしまったのか分からないのかもしれません。

イップスを克服するために出来る3つのこととは

sportsの後の爽快感

①精神的な部分を見つめる

まず考えられることとして、精神的な緊張が原因なので、精神的な部分を見つめる必要があるようですね。

つまり、失敗した場面を直視することが出来るでしょうか。無意識の反応を見極め、

拒否反応している部分を少しずつ頭で理解させ自信の回復につなげることが必要なようです。

無意識な部分を見極めたなら、精神をコントロールするための今まで鍛えてきた部分や癖を取捨選択をすることになります。

自分との戦いになりますね。相当の精神力が求められると思います。

②完璧さを求めない

やはり精神的なものなので、気持ちの持ち方が必要になってきます。

完璧な治療を求めないととともに、自分をコントロールするという面においても完璧さを求めないことが克服への鍵のようですね。

神経質な人が悩めば悩むほどイップスを発症してしまうこともあるので、前向きな見方をもって、今自分が携わっているスポーツやその出来事を楽しむことが必要のようですね。

自分をストイックに追い込むことも時には必要かもしれませんが、深刻な症状になって動くことが出来なくなってしまうなら、本末転倒になってしまいます。

③周囲の人たちの理解

今まで出来ていたことが、急に出来なくなるのがイップスの特徴です。

本人もビックリして動揺してしまうことですが、周囲の人たちも同じ動揺を感じてしまうと言うことです。

周囲は動揺を感じるよりも前に、なぜ出来ないのか。「もしかして、ふざけてる?」「準備や練習が足りないのでは?」と思われてしまうことで、

本人の精神的な戦いを理解しにくくさせるものとなるでしょう。

イップスが発症するときは、無意識の場合が少なくないので、周囲が理解して、

無意識に起きた症状を分析できるように客観的な情報を伝えてあげるのは重要といえるでしょう。

出来てたことが出来なくなった→理解されず周囲の人たちが離れていく、このような負の連鎖を防ぐことはどのような時も必要ですね。

イップスを考えてまとめてみると

今回は野球における、イップス運動障害を取り上げてみました。

自分で克服できる部分とそうでないものもあります。周りの理解も大きなウェイトを占めています。

人間関係において精神的に安定することでよりよいものになると思います。スポーツをするときも精神的な安定は重要ですね。

イップスについては他のスポーツでも起きているようですね。

また調べてみたいと思います。