自分自身の個人情報は守りきれているでしょうか?家族や仕事場の同僚、得意先などの情報は大丈夫でしょうか?

Trelloの個人情報の流出が報道されています。(2021年4月6日21時38分)

新型コロナウイルスの感染拡大のために、現在リモートワークも増えていることと思います。パソコンやスマホでスケジュールやTudoリストを管理されている方も一気に増えたのではないでしょうか。

TrelloというアプリもスケジュールやTodoリストなどのタスクを管理し記録しておくには便利なアプリですね。自分だけではなく、共有されたユーザーの動きも確認することができるからです。それによってチーム情報も一緒に流出する恐れがありますね。

Trelloと言うアプリを確認しておきましょう。

Trello

Trello

Trelloの個人情報を守るために確認できること

初期設定が「公開」であるということです。これはLINEのID検索用に設定するときと似ていますね。アプリをインストールして自分を登録するとアプリ内にログインすることができますが、ログインできるとすぐに設定を見るよりも普段の操作をしたくなってしまいます。誰かにスタンプを送ったり「テスト」としてテキストを送ってみたりとか。

しかし、その前にまず設定が必要です。登録されている連絡先が全部知られてしまうようにさえなります。今回のTrelloも何も設定せずに作業を続けてしまうと、Trelloに書き込んだ内容がGoogleにインデックスされてしまう仕組みになっています。

ですから早めに「非公開」の設定にして検索エンジンに引っかからないようにしておくことが必要です。

もちろん、Googleにインデックスされても大丈夫!世界中のみんなに見られても問題のない内容であれば、「公開」でOKです。Web上で管理する場合は「もしも」のことも考えて情報を共有することができるなら、個人情報を守ることが出来ますね。

Trelloを使用する場合その点も共有する同僚やクライアンと共通の理解が必要であると思います。

情報が共有されているからこそ

Trelloに書き込んだ作業内容がGoogle上でインデックスされるために、本人がログインしているとかしていないとかではなく、「公開」という設定にする(あるいは何も設定せずに使用する)ことでWebページ上にその作業内容が表示されてしまうことになります。結局のところログインしてもしなくても、Trelloの自分で作成した作業内容を検索することが可能になってしまいます。

これは、ブログやWebサイトを作成して「公開」しているような状態になってしまうということです。もちろんログインしていないと内容を操作することは出来ません。これはブログやWebサイトと同じ仕組みです。

ただチームで使用することが便利なTrelloと言うアプリなために、「タスク管理」「スケジュール」「Todoリスト」「メモ」「作業の進捗状況」などが書き込まれるセキュリティーに対策が重要だということがわかります。

個人情報や、伝えておきたい情報をどうしてもチームで共有するということがあるからです。

「非公開」の設定にしても・・・

Googleにインデックスされた場合、すぐに情報が上書きされるわけではありません。数週間残ってしまう場合があります。もちろん、Trello上では「非公開」として表示されるので、作成された作業内容を見ることはできません。しかしGoogle上では見えてしまう部分もあるので、変更できる情報があれば早めの対策を取る必要がありますね。

Trelloとは

TrelloはFog Creek Softwareが2011年に開発したウェブアプリケーションである。2014年に分社化し、2017年1月にアトラシアンに売却された。
他の事業部利益の助成を受けフリーミアムで運営している。基本無料であり2013年に商用有料サービスが開始した。

Wikiより

まとめ

個人情報を守るのは今とても難しいと思います。あらゆる形で個人情報を知らせてしまうことがあるからです。チームで共有することも多くありますね。

いつの間にか、個人情報が出てしまうというのはあまり気持ちの良いものではありませんね。最初の設定が肝心の場合もあるので、注意して使用したいと思います。

セキュリティー対策をして、使用できればTrelloも便利なツールと思ういます。チームで設定もしっかり共有して使用できればよいのではと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。