Zoomでのビデオ会議も多くの地域で行われるようになっています。最近ではわたしも空調システムの会社が主催する無料セミナーに参加させていただきました。その時もZoomを使用して自社のシステムを教えてくださり、空調や換気について事務所などに取り入られる知識を学ぶことができました。

今月に入りZoomのアップデートがアナウンスされました。確認しておきましょう。

Zoomのアップデートの内容・5.5.0のリリースノート(12467.0131)

既存の機能への変更

-ウェビナーの再配置および強化された出席者ビューコントロール
-永続的な非言語的フィードバック
-代替ホスト機能の強化

「代替ホストの強化」とありますが、Zoomでは「ホスト」「共同ホスト」「代替ホスト」と言う3つのホストが存在します。つまり、Zoomの会議自体を動かす人たちですね。

全体の会議を主催しているのが「ホスト」になります。ミーティングを開始したり、共同ホストを設定したり、ブレイクアウトルームを開始したりすることができます。会議の主催者なのでミーティング上には一人しかいません。普通の会議でも同じですね。

「共同ホスト」は「ホスト」によって権限を与えられた「ホストの補佐」的な役割です。開かれたミーティングルーム内で権限が与えられて、画像や映像などの共有作業を行ったり、参加者の管理をすることが出来るので、待機室に入っている人たちをミーティングルームへと案内することができます。

「共同ホスト」はミーティング内に複数人存在させることができます。作業を分担してミーティング全体を支えることができますね。

「代替ホスト」
あるミーティングを「ホスト」不在している場合に、実際に開始してミーティングを行うことができます。ミーティング中は「ホスト」の代わりを行うことになります。主催者代理の責任を持つことになりますね。Basicのライセンスでは代替ホストのアサインは不可能です。

「ホスト」の権限を他の参加者の渡す時の注意として、自分がホストの権限を離れると、何もできなくなってしまうので、ぜひ「共同ホスト」にして欲しいことを伝えておくことは親切になります。「ホスト」から離れたので、自動的に「共同ホスト」の状態にはなりません。

一般的な機能

-特定の国/地域からの参加者のみをブロックまたは許可する
-同期された連絡先をサブフォルダに表示する
-カメラを回転させる
-追加のMSI / GPOオプション

ミーティング/ウェビナー機能

Zoomぼかし

-ビデオファイルを共有して会議に直接再生する
-背景ぼかし
-モノラルまたはステレオサウンドを共有する

「背景のぼかし」は待ちに待った機能ではないでしょうか?MicrosoftのTeamsではすでに搭載されていた機能なので、Zoomでも使いたいと思っておられたユーザーも多いのではないかと思っていました。ついに登場ですね。今までは画像を使用してバーチャル背景を作成していたかもしれませんが、ぼかし効果でさらにアイデアが広がるかもしれませんね。

「背景のぼかし」、「ビデオの停止」の横にある三角のボタンを押してから「ビデオの設定」から「背景とフィルター」を押すと「バーチャル背景」の変更ができます。

会議機能

-エンドツーエンドの暗号化された会議の会議の反応
-エンドツーエンドの暗号化された会議のための1:1プライベートチャット

電話機能

-国際電話番号のSMS
-単一のメッセージバブルでのSMSおよびMMSメッセージのサポート
-メールアドレスを指定せずに連絡先を追加する
-追加の着信音
-ボイスメール通知
-グループ通話のピックアップ

チャット機能

-前のチャットに戻る
-チャットチャネルから直接連絡先接続をリクエストする

解決された問題

-セキュリティの強化
-マイナーなバグ修正

ソフトウェアアップデートには必ずと行っていいほどセキュリティーが向上する機能がありますね。今回もバグ修正を含めたセキュリティーが強化されているので、Zoomからのアナウンス通りにアップデートするほうが最善です。

まとめ

緊急事態宣言も延長方向で、外出自粛がさらに長引きそうです。テレワークでのビデオ会議はいかがでしょうか?だんだん慣れてきた、まだまだ緊張するという方もおられます。慣れすぎてマイクや画面を切っておけば大丈夫と思っているならあぶないですよ・・・・。

ZoomやMicrosoftのTEAMSなどを使用してのビデオ会議も回数を重ねてるごとに緊張が解けてきたと言う話も聞きます。高齢の方でも上手に使いこなしておられる方はたくさんいますね。手を挙げる機能も上手に使っています。すごいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。