新型コロナウイルスで、テレワークへの変更はまだまだ少ないようです。実際に家でZoomなどのビデオ会議システムを使用するときに、できるだけシステムとつながり続けるために、話が途切れないようにするためには、一定のスペックのあるパソコンが必要とされることがあります。ZoomやTeam’sなどのアプリケーションが使用できる場合でも、パソコンのスペックが長時間の会議に対応しきれない場合があります。iPadなどのタブレットなどでも同じことが言えます。

OSをアップデートして、新しい状態に保っておくことも大切です。

M1 Macが注目される中、macOSがさらにアップデートされました。macOS Big Sur11.3です。

macOS Big Sur11.3へ

AirTagとの連携

AirTagと“探す”

• AirTagに対応し、鍵、財布、かばんなどの大切な持ち物の位置情報を、“探す” Appでプライバシーと安全性を確保しながら確認したり、探すことができます

• 何億ものデバイスからなる“探す”ネットワークにより、AirTagが近くにない場合でも、AirTagを探すことができます

• “紛失モード”では、AirTagを見つかったときに通知が送信され、あなたの連絡先の電話番号を入力しておくことができます

先日のAppleEventで登場した「Air Tag」に早速対応しました。どこに行ったかわからなくなる、財布やかばん、免許証などの持ち物に「Air Tag」を使用することができます。大切なかばんをそのまま電車に置き忘れたりすることもあるかもしれません。そのようなときも「Air Tag」で探し出すことが可能です。何億ものデバイスから探し出せるのは驚きですね。

ハイバネーションとは

ハイバネーション(Hibernation)とはパーソナルコンピュータのオペレーティングシステム(以降OSと略)に備わる機能の一つで、電源を切断(シャットダウン)する前に、メインメモリが保持している内容を外部記憶装置(ハードディスクドライブ、以下ハードディスクと略)に待避させ、次にコンピュータを起動させた際、作業途中から再開できるようにする機能である。

Wikipediaより

M1チップを搭載したMacについてはハイバネーションに対応しました。

ハイバネーションの機能があるとシャットダウン時のパソコンの状態を記憶させることができます。

以前のMac(Mac mini 2012)では、アプリケーション保存せずにシャットダウンした場合、すぐには電源がOFFになりませんでした。一度、「ファイルを保存しますか?」という確認ウインドが表示されます。ハイバネーションの機能がないためにファイルをどのように処理するとよいのか確認作業が入ります。データが消えないようにセーブしてから電源をOFFにするのは大切な順序ですね。

ハイバネーションの機能があればその必要はありません。作業を中断したその状態を記憶することができるので、機能が正常に動く限りシャットダウンを確実に行うことができます。

以前のMacでは電源OFFにしたつもりでその場を離れましたが、次の日の朝見ると、電源が入りっぱなしになって、「ファイルを保存しますか?」の状態で止まっていたこともよくあります。書きかけのテキストや、データが残っているので助かりますが、電気代はもったいないですね。

他にもアップデートした点

このMacについて
• Apple IDでサインインしている場合、“このMacについて”の“サービス”タブにAppleの保証状況とAppleCare+保証の状況を表示
• AppleCare+に加入可能なMacでは、“このMacについて”からのAppleCare+の購入と登録に対応

AppleCareの情報がわかりやすくなっています。AppleCareに入ったことがないのでわかりませんが、AppleCareで守られていることが表示されると安心できますね。

M1を搭載したMacでのiPhoneおよびiPad App
• iPhoneおよびiPad用Appのウインドウサイズを変更できるオプションを追加
• iPhoneおよびiPad用Appの最大解像度バージョンのフルスクリーン表示に対応
• デバイスの傾きを利用するiPhoneおよびiPad用ゲームのキーボードでの対応

M1 Macの特徴の一つとしてiPhone、iPadアプリが使用できるところです。実際に使ってみると、iPadで使用できていたことが続きでMacでも続きができるので便利です。すべてのiPhone、iPadアプリが使用できるわけではありませんが、Mac用のアプリを購入しなくてもiPhoneアプリをMac上で使用することができます。フルスクリーンやウインドウサイズの変更ができるとMacでも見やすくなると思います。

Mac用のアプリのほうが機能が追加されている場合が多いですが・・・

他にもアップデートされている機能があるのでAppleのホームページでご確認ください。こちらから

まとめ

「Air Tag」との連携やハイバネーションの機能について確認することができました。macOS Big Sur11.3へアップデートによって、今まで以上に便利になりますね。セキュリティー対策にもなるのでアップデートをおすすめいたします。それでも自己責任でダウンロードなさってください。

テレワークでZoomを使用されるときには、M1 Macの場合49人表示ができます!(M1 Mac miniで確認済み)パソコンのスペックとしても十分使えますね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。