家に帰ってくると、不在通知がポストに入っていることがあります。再配達をお願いするのは気がひけることもありますね。梅雨の時期や、これからの暑くなるときは、とくにそのように思います。

期限が決まっている大切な荷物が届く予定の場合は、出かけていても荷物が気になっているかもしれません。

そのようなときに、ショートメールで不在通知が届くと、急いで再配達をお願いしたい配達状況を確認したいと思うかもしれません。

「不在通知」からのショートメールでも架空のWEBサイトへの誘導があるので注意が必要です。確認しておきましょう。

日本郵便の名前を使用した迷惑メール

上記のお知らせを見るとAndroid端末(デバイス)と、iPhoneなどのAppleの端末では、シュートメッセージからのリンク先にあることが違うようです。

Android端末からアクセスしてしまった場合

Android端末の場合は、不正なアプリケーションのダウンロードが行われるようです。
不正アプリケーションがダウンロードされると、Android端末が、乗っ取られる可能性があります。

このような場合アプリやファイルの名前が「JPPOST」「post」などと書かれていても、アプリやファイル名が書き換えられている場合がほとんどなのでインストールは危険です。

不正なサイトへ進んでしまってから、「キャンセル」のボタンを押せば大丈夫という考えはしないでください。画面上では「キャンセル」ですが、システムに送るメッセージは「OK」になる場合があります。つまり、どちらも「OK」ボタンを作成しているということです。「✕」ボタンも同じです。

そのようなときには、「OK」でも「キャンセル」でも「✕」ボタンでもなく、WEBサイトから離れる事が必要です。起動しているアプリやブラウザを一度強制終了しましょう。

そうすることができない、操作が効かない場合は、スマートフォンの電源をOFFにできるかもしれません。

iPhoneからアクセスしてしまった場合

リンクをタップすると、AppleのIDの入力が求められます。

通常は、郵便局とAppleIDは接点はないように考えられますが、iPhoneを使っているとiPhone側からの要求かな?と考えてしまうかもしれません。

しかし狙われているのは、AppleIDとパスワードということになります。フィッシングの典型的方法ですね。

それで、この場合もブラウザや、アプリを閉じましょう。アカウントの入力する必要はありません。

確認するためには?

同じ端末で確認をしないようにしましょう。たとえば、固定電話を使用して電話を掛けるか、不在通知が届いたスマートフォンとは別のデバイスを使用して、公式サイトから確認することができます。

ショートメールなどで通知されるのはサービスの一部なので、公式サイトや会社の電話番号に直接連絡して、確認することが確実で安全です。

まとめ

不在通知

不在通知のショートメールの注意点について確認しました。

Android端末の場合と、iPhoneの場合と、狙われていることは違いますが被害は大きくなります。注意する必要があります。

便利なサービスを使用するときも、起きる可能性のある問題をよく知って対応しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。