楽天エリア回線が夏に向けて拡大しています。人口エリア96パーセントを目指してアンテナ増強が進んでいますね。

「TADA5G」なので、4G通信エリアに5G通信が始まったとしても追加の料金がいらないのは助かりますね。しかし、5G通信の対応端末は必要です!5G通信自体がスマートフォンの機能としてついていない場合は5Gの電波を掴むことができないということになります。

楽天モバイルの通信エリアのサイトがクリアで見やすくなったので確認しておきましょう。

楽天モバイル✕5G

楽天回線5Gエリア表示

楽天モバイル5Gエリア表示

今までの楽天回線エリア表示は、4G通信については日本地図上に表示されていましたが、5G通信については地名が表示されていただけでした。

しかし今回のエリア表示更新によって、5G通信も日本地図上に楽天回線エリアが表示されるようになったので、以前よりも分かりやすくなりました。とくに「ミリ波」と「sub6」のエリアの表示も色分けされて表示されるようになったのでより5Gエリアの状態がクリアになりました。

5G通信エリアのサービスが拡大する予定のエリアについても「ミリ波」と「sub6」が分けて確認することができるのわかりやすいですね。どちらかというと、「sub6」エリアのほうが多いようです。

5G通信の「ミリ波」と「sub6」について

5Gの通信エリアは、世界でそれぞれの割り当てが決められています。6GHz以下の周波数帯と、24GHz以上の周波数帯に分けられています。

総務省のホームページを確認するとアメリカや中国、韓国などの地域が5G通信のための周波数の割り当てがどのように割り振られているかがわかります。

その6GHz以下の周波数帯のことを「sub6」、24GHz以上の周波数帯のことを「ミリ波」と呼ばれています。総務省は2019年の4月に、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルに5G通信の周波数帯を割り当てています。

「ミリ波」と「sub6」どちらが使いやすいのか?

周波数の安定は、帯域幅が大きく関係しています。データ通信をスムーズに行うために、帯域幅が広ければ広いほど有効です。周波数が高くなるとデータ通信がより行いやすくなるということになります。

ということは、「ミリ波」の24GHz以上の周波数帯の方がデータ通信の速さや、安定といった面では優れていることになります。

多くの5G通信端末が発売されていますが、ようやくどちらの周波数帯(ミリ波とsub6)にも対応しているものが発売されてきました。iPhone12シリーズや楽天モバイルのRakuten BIG・BIGsなどですね。
以前は、「ミリ波」の供給がどこまで伸びるか手探りだったようで、まずは「sub6」から5G通信のスマートフォンがスタートしていました。

これからは、楽天回線エリアに限らず、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクのエリアにおいても5G通信可能エリアが拡大していくと思います。

各社の5G通信エリアはこちらから

NTTドコモ5G通信エリア

KDDI au5G通信エリア

ソフトバンク5G通信エリア

楽天モバイル5G通信エリア

ちなみに、4G通信は3.6GHz以下の周波数帯を使用することによって、通信が行われますので速度や、安定感が5Gよりも低くなるということになりますね。3G通信にも同じことがいえます。大容量のデータ通信を行うには周波数の帯域幅が関係していることになります。3G通信にもお世話になりました。

まとめ

楽天モバイルの5Gエリア表示がクリアになって今後の拡大が期待できます。そして、5G通信のそれぞれの周波数帯についても確認することができました。「ミリ波」と「sub6」の2つの周波数帯を使用することでそれぞれの良いところを補い合いながら5G通信の安定を保っています。大容量データが手軽に使用できる時代が近づいていますね。

5G通信を使用するためには、5Gエリア内にいることと、5G通信のできるスマートフォンがセットであることをお忘れなく!

最後まで読んでいただきありがとうございました。