新しい年度を迎えて一ヶ月いろんなことに慣れてくるとともに、難しい分野も見えてくる頃かもしれません。新型コロナウイルスの影響もまだまだ深刻です。緊急事態宣言も継続になりました。

そこで心機一転!新しいスマホやパソコンを購入する方も多いかもしれません。特にテレワークに切り替えるタイミングで、仕事のためにさらにパソコンが必要になる場合もあるかもしれません。

新しいスマートフォンやパソコンを購入するときに、考慮する要素として気になるのは・・・

「〇〇GB」の文字

この数字を理解しているかどうかで、節約にも大きく影響します。確認しておきましょう。

〇〇(数字)GBとは

GBの意味と読み方は?

GBとは「10億量(サイズ)」です。「ギガバイト」と読みます。最近はよく聞く言葉ですね。

この度はGBは「G」と「B」に分けて考えます。

「G」は「ギガ」です。

「B」は「バイト」となります。

「B(バイト)」はコンピューターで使われる情報の量(サイズ)の単位になります。なので「B(バイト)」の量が大きいとそれに関わる量も大きくなります。小さいと小さくなるというわけです。

「G」は大きさを表す単位の大きさを表す接頭辞と呼ばれるものです。国際単位系はメートル法の後継として世界中で広く使用されているものです。「キロ」メートル(km)「キロ」グラム(kg)などは日常生活でもよく出てくる単位かもしれません。「キロ」は10の3乗ということになります。

「ギガ」は10の9乗なので10億ということになります。

この単位は国際単位として世界で決められている単位です。

ウィキペディアー国際単位系
国際単位系(SI)第9版(2019)

記憶容量としての「GB」

スマートフォンを購入する際に考えるのは、このスマートフォンにどれほどの記憶容量があるかということです。32GBや128GBなど表記がなされている場合、通常はスマートフォンの「記憶容量」を表しています。

つまりどれほどの写真や動画、PDF等のファイルをスマートフォン内に収められるかつまり記憶させられるかが変わります。iPhoneでは、最初の購入の段階でこの「記憶容量」である「GB」を決めて購入しなければなりません。あとから記憶容量を増やす、増設するということが基本的にはできないからです。

Androidスマートフォンの場合は機種によっては後付で記憶容量をアップさせることが可能です。MicroSDのスロットが付属している機種もあるので、MicroSDカードを増設することで、増設分の記憶容量を増やすことができます。
この時も注意が必要で、MicroSD用のスロットはあるもののSIMカードと排他的に使用する場合もあります。つまりSIMカードとMicroSDが併用できないような仕組みになっているAndroidスマートフォンもあります。

メモリーとしての「GB」


メモリとしての「GB」は作業領域の量についてです。この量が多いと一度に作業できる量が変わってきます。スマートフォンを使用するときにアプリを複数立ち上げても遅延することなくスムーズに使用することが可能となります。

スマホのアプリは一つづつしか使わないよ!という場合でも実際使用されているアプリは一つだけではありません。システムが使用するアプリが動いている場合もあります。バックグラウンドで他のアプリが起動されている場合もあります。

例えば、スマホの万歩計アプリを常時起動しながら、スケジュールとtodoリストを画面上にウィジットとして表示して、LINEをしているとなると、作業領域を広く取らなければスマートフォンの動きが悪くなってくるかもしれません。そのような時メモリの量が大きく影響してきます。

スマートフォンでは4GB、6GBが主流になってきています。先程、記憶容量で出てきたような32GB以上のメモリーは現時点ではほぼありません。容量が大きくても12GBです。最近iPad Proで16GBがいよいよ発売かというところで、まだまだメジャーとは言えません。

なので「GB」が何を表しているのか数字でもある程度見分けることができます。スマートフォンのスペック表で2GB、3GB、4GBや6GB、あるいは8GBと書かれていれば「作業領域の大きさ」を表していることがわかります。作業するテーブルの大きさですね。スマートフォンで今は4GBから6GBへ移行している時期です。6GBあれば日常的な使用であれば十分ですね。

パソコンも8GBか16GBあれば十分のスペックの作業領域と言えます。

節約としての「GB」

このように見てきますと、自分の生活スタイルにどれほどの「GB」が必要かを考えてスマートフォンやパソコンを購入すると節約につながります。

必要以上に記憶容量の大きな「GB」、あるいは作業領域の大きな「GB」を買うことはないからです。当然ながらどちらの場合も容量の大きな「GB」は値段も高くなります。無駄に大きな記憶容量を持っていても、いらない大きな倉庫をのためにお金を払っていることにもなるので注意が必要ですね。記憶容量に余裕があるというのはシステム上も良いことですが・・・・

まとめ

「GB」ギガバイトについて調べてみました。スマートフォンでもパソコンでもタブレット端末でも同じ意味です。

・記憶容量の「GB」・・・・32GB、64GB、128GB、256GB、512GB・・・

・作業領域の「GB」・・・・2GB、3GB、4GB、6GB、8GB、12GB・・・

どちらの場合も「ギガバイト」です。

数字の容量でほぼ見極められるので、「GB」が4なのか6なのか、あるいは128や256なのかで分かりますね。

新しいスマートフォンデビューする時、パソコンを新たに購入するときの参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。