楽天モバイルの一年間無料がいよいよ終わろうとしています。これからも楽天モバイルを続けるのかそれとも他のキャリアに移動するのか、解約してしまうのか、悩みどころではあります。一年間無料で使えたことはありがたかったですね。今年に入ってからは、生活圏内が楽天回線エリアにもなったのでつかいやすくはなりました。

楽天モバイルの公式の「お知らせ」から「不正購入の対策強化」についてアナウンスされています。確認しておきましょう。

不正な製品購入の対策強化

楽天モバイル公式サイト「お知らせ」

楽天モバイルのお知らせより

楽天モバイルで契約しようとする場合、1名義、1回線のみ1GBまで0円の基本使用料で使用することができます。2回線目になると0GBでも980円+税金がかかってきます。これから契約する場合は基本使用料を無料にするキャンペーン狙いのユーザーが多いのではと思います。

最近はiPhoneが対応したこともあって楽天モバイルへの注目度されています。スマートフォン本体だけでも購入可能なことから、このような問題が出てくるのかもしれませんね。

現時点では複数台購入に対する、注文への出荷停止の対策がなされているので、アカウント違いでは影響があるかもしれません。楽天モバイルのユーザーは確認する必要がありますね。

この機会にパスワードの使い回しの危険についても考えておくことができるかもしれません。

STOP!!パスワード使いまわし!!

パスワードの使い回しが危ない理由

ネット上で機微情報の取り扱いが増加傾向にあるにも関わらず、複数のWebサービスでパスワードを使いまわしているWebサービスの利用者は85.7%と、大半の利用者がパスワードを使いまわしていることがわかりました。

2017年に行った調査では85.2%が使いまわしをしていたことから、パスワード管理への意識には前回からほとんど変化がなく、未だに多くの利用者がリスクの高い利用状況であることが伺えます。

パスワードの利用実態調査2020
トレンドマイクロ社サイトより

メールアドレスとパスワードのセットでアカウントを作成する事がほとんどです。
いくつかのWebサービスを使用する際のアカウント作成は同じようなものになりがちです。

2020年と2017年の調査で85.2→85.7となり、現状維持で少し上昇しているところを考えると、自分の周りの多くの人が、パスワードを使いまわしているということになりますし、その状況に対して危機感が低いことがわかります。パスワードを使いまわしても問題がない、あるいは多くのパスワードの種類を覚えられないというのが現状のようです。

異なるパスワードを作成してしまうと、どのWebサービスで使用していたものなのか、どのメールアドレスと紐付いているのか、わからなくなってしまうことがあるのも事実です。結局パスワードがわからず、Webサービスに入れなかったという経験をしてしまうとなおさらですね。

しかし自分自身の大切なアカウントなので、メールアドレスやパスワードを大切に管理する必要がありますね。

パスワード使い回さないための対策

対策には、Webサービス毎に異なる、可能な限り複雑で長いパスワードを設定することや、第三者に推測されやすいパスワードを設定しないことがあげられます。複雑なパスワードを自動的に生成する機能や、生体認証や1つのマスターパスワードで複数のID/パスワードを管理できるパスワード管理ツールなどを活用することも有効です。

パスワードの利用実態調査2020
トレンドマイクロ社サイトより

「1Password」などのアプリを使用することでもパスワードの管理をすることができます。ランダムなパスワードが生成されて管理することができるので、セキュリティは高くなります。

他にも最近のスマートフォンでもよく使用されている、指紋認証や、顔認証などの生体認証を使用することでも、パスワード対策をすることができます。パスワードを打ち込むときに背後から盗み見られることも避けることができますね。

まとめ

パスワードの管理は、今のWebサービスを安全に使用するためにも大切な分野ですね。どうしても異なるパスワードの管理は煩わしく感じてしまうかもしれません。

楽天モバイルから次に移るのかどうか考える必要がありますが、アカウントのパスワードの管理も大切ですね。パスワードへの意識を高めることもセキュリティ対策になるのではないかと考えさせられました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。