楽天モバイルのアイデアも少しづつ他社にも影響を与えているように思えます。
基本使用料0円スタートのプランや、3GBまでなら990円というのもいよいよ、MVNOもMNOも同じようなスタンスになってきたのではないかと思います。
最近の楽天モバイルをiPhoneで使用する時の確認ポイントを見ておきましょう。
楽天モバイルをiPhoneで快適に使用する
10分通話かけ放題
楽天モバイルは「Rakuten Link」アプリを使えば無料で通話可能というのが大きな特徴です。
ところが、2021年7月5日のRakuten Linkアプリの仕様変更に伴い音声着信から返信するときの注意点が知らされています。
Rakuten Linkを使用していないスマートフォンや固定電話から発信された通信は、iOSの標準アプリで受け取ることに変更されています。
このことから、通話を掛け直す場合そのまま掛け直してしまうと、iOSの標準アプリからの発信になってしまうので、課金されてしまいます。
しかしそのようなときでも、「10分かけ放題」のオプションをつけておくならば、iOSの標準アプリでも10分かけ放題なので、10分間分は通話料無料を継続することができます。
Rakuten Linkからの発信は、「10分かけ放題」に入っていてもいなくても使用可能です。
「10分かけ放題」が¥1,100プラスでかかりますが、Rakuten Linkを使い忘れたときのバックアップと考えれば、保険として追加することも考えられるかも知れませんね。
iCloudプライベートリレー
iCloudプライベートリレーはiOS15より追加された新しい機能です。セキュリティをアップさせるためのものです。プライバシー保護のための機能です。
iCloudプライベートリレーをオンにすると、iPhoneから送出されるトラフィックが暗号化され、2つの異なるインターネットリレー経由で送信されます。
これにより、Webサイト側からあなたのIPアドレスと位置情報が見えなくなり、ネットワークプロバイダもあなたのブラウズアクティビティを収集できなくなります。
– Apple公式サイトより
しかしこの機能が、楽天モバイルで使用するiPhoneには影響を与えていると報告されています。
どれほどの影響かというと、楽天モバイルの大きな売りの一つである、「Rakuten Linkによるかけ放題が、課金されてしまう」ということです。
それで、iCloudプライベートリレーの設定を一度、上記の公式サイトに合わせて調整することをおすすめいたします。
iCloudプライベートリレーは(ベータ版)であるということも考慮すると、今後正式版になるまで仕様を控えることもできるかもしれません。
楽天回線エリアの確認
現時点での楽天回線エリアがどのような状態かを確認することも快適にiPhoneを使用する上で大切です。
すでに自分の生活圏が楽天回線エリアであれば、問題ありません。
しかし考えておきたいのは、楽天回線エリアとパートナー回線エリアを行き来することがあるかどうかです。
楽天回線エリアとパートナー回線エリアを行き来する、つまり電波の受信が変わるとなると、自動で切り替えができるかどうかが関係してきます。
新しいAndroid端末で楽天から発売されているものは自動で切り替える機能が確認されていますが、iPhoneの場合は要確認が必要です。
自動で切り替わらなければ、楽天回線エリアに入っていているにもかかわらず、パートナー回線のままになっていることになります。さらには、悪いときは圏外にさえなってしまうことにもなります。電波の受信を自動で切り替えられず、そのまま圏外になってしまうということです。下記の楽天モバイル公式サイトからご確認ください。
iPhone6sなどの古い機種でも、iOS14.4までアップデートされている機種はかなり対応しているようです。ご自身のiPhoneの状態をご確認ください。
まとめ
最近の楽天モバイルのiPhoneへの対応を確認してみました。
・10分通話かけ放題
・iCloudプライベートリレー
・楽天回線エリアの確認
iPhoneが楽天モバイルに対応して使いやすくなりました。eーSIMにも対応しているのでより幅のある使い方ができますね。
オプションやプランが変更することもあるので、公式サイトを確認しながら快適に使用できれば安心ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。