新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、ワクチンの安全性の話しをよく聞きます。変異株も出てきているので安全性を保つことは難しそうです。そのためにいろんな準備や、様々な改善がなされています。

インターネットのセキュリティも安全性を保つためには、それなりの準備が必要です。確認しておきましょう。

Wi-Fiの安全性

Wi-Fiスポットなどの無料Wi-Fiを不用意に使う

安全性の低い理由

コンビニや空港などで、自由に使える無料Wi-Fiがありますね。とても便利で、Wi-Fiモデルのデバイスでもすぐにインターネットを使用できます。

誰でも無料で使用できると悪用されるケースも出てくるために、安全性という観点で考えるなら使用範囲に制限をもうけた方が良い場合があります。

つまり、インターネットを家のWi-Fiをつないでいるときのように使うと個人情報やアカウント情報が筒抜けになりかねないということです。

どのように強化するか

アカウント入力などの作業はできるだけ避けましょう。インターネットでの買い物や、金銭のやり取りをするためのアカウント情報を登録するなどをする時は注意が必要です。

可能な限り自分のスマホのモバイルデータ通信を使用することで安全性を高く保つことができます。

さらにWi-Fiの自動接続の設定を確認しましょう。コンビニなどの近くで自動的に接続すると便利なようにも思えますが、個人情報などを入力する際に、いつのまにかフリーWi-Fiにつながってしまっているということになってしまいます。

もし頻繁にフリーWi-Fiを使用する場合はVPN(Virtual Private Network)を使用して暗号化したネット接続を行うようにします。

フリーWi-Fiの使用については、総務省が作成している簡易マニュアルも参照できます。

簡易マニュアルはこちら
(PDFファイルが開きます)

暗号化の設定

安全性の低い理由


暗号化の設定によっては、セキュリティが低くなってしまう可能性があります。

Wi-Fiを「WEP」「WPA」接続にしていると、いとも簡単にWi-Fiを接続するためのパスワードが知られてしまうことになります。

Wi-Fiパスワードを解析するフリーソフトは、無線通信の状態をしるためやWi-Fiのパスワードが分からなくなってしまったときの便利なソフトとして存在しています。

しかし便利なものは使い方によっては悪用されるケースも考えられるので注意が必要です。

セキュリティを高くするとつながらなくなるデバイスも出てきます。PSP(プレイステーション・ポータブル)やNintendo3DSなどのゲーム機は、暗号化が対応していない場合があります。別に専用のルーターを使用するなどして、通常使用のWi-Fiとは違うSSIDで電波を飛ばす必要が出てくるかもしれません。

どのように強化するか

「WPA2」 以上に設定するということになります。暗号化がさらに強化されるので、セキュリティーが高くなります。最近ではさらに強化された「WPA3」もあります。

それで、使用するWi-Fi機器がどこまでの暗号化に対応しているかを確認する必要があります。

「WPA3」の暗号化は新しいので対応しているデバイス同士でも安定しない事があるようです。その場合は、「WPA2」でつなぎ直すことで解決できます。

iPhoneで表示される「安全性が低いセキュリティ」

iOS14以降で安全性が低いセキュリティとしての警告が出るようになっています。

Wi-Fi接続時の暗号化の種類によって表示が変わります。強化された暗号化である、WPA2以上の設定になっている必要があります。

AppleもWPA2以上の暗号化を推奨していることになりますね。iPhone自体がセキュリティの高さを求めていますね。

まとめ

FreeWi Fi

Wi-Fiの安全性が低いセキュリティ対処方法を確認することができました。

フリーWi-Fiを使用する時は、アカウント登録などの重要作業はできるだけ避けるようにしましょう。

Wi-Fiの接続を「WPA2」以上にして安全性が高い状態でインターネット接続を行いましょう。

では安全性の低い状態から脱出して、安心できるネットライフを!

最後まで読んでいただきありがとうございました。