Zoomでのテレワークはいかがでしょう?
コロナの制限が緩和されても、できるだけ家にいる方が安全のように感じます。
最近また、感染者の人数が増えているような気もしますし。

Zoomをパソコンで行うか、あるいはiPadなどのタブレットで行うかでできることが変わります。
パソコンでは表示数が多いですが、タブレットでは多くの人の画面を出すことができません。
実際、ホストを任される場合は、パソコンの方が良いと思います。ミーティング全体を把握しやすくなるからです。

それではパソコンでZoomを使用するためのシステム要件を見てましょう。

サポートされているオペレーティングシステムーWindowsの場合

デスクトップPC

最新のWindows10を使用する事ができます。

新しいWindowsパソコンを購入するとWindows10が一緒に入っている場合が少なくありません。

そのWindows10の種類にはほとんどの場合「Windows10 Home」「Windows10 Pro」のどちらかが一緒に入っています。
どちらもZoomで使用可能です。さらに「Windows10 Enterprise」の上級バージョンも使用可能です。

しかし注意点もあります。
「Windows10 Sモード」はサポートされていません。

Windows10 Sモードとは

Windows 10 (S モード) とは、使い慣れた Windows エクスペリエンスを提供しつつ、セキュリティとパフォーマンスに特化して合理化された Windows 10 のバージョンです。セキュリティを高めるために、Microsoft Store からのアプリのみが許可され、安全な閲覧のために Microsoft Edge が必要になります。

Windowsサポート

「セキュリティとパフォーマンスに特化して合理化されたもの」となっているで、使い方によっては良いものとなりそうですね。
この(Sモード)を使用してパソコンのスペックが足りない、あるいは古いパソコンをもう一度復活させるなんてこともできるのかもしれません。
パフォーマンスが優れているならサクサク操作できるのかもしれません。
もちろんZoomの使用はできませんが。

他のWindowsのバージョンは・・・

Windows 8または8.1
Windows 7
Windows Vista with SP1以降
Windows XP with SP3以降
となっています。
Windows XP、Vistaなどの場合は、SP3(サービスパックバージョン3)あるいはSP1以降なので、記載されている以前のSPのバージョンは使用できません。つまり、Windows単体での使用はできないことになります。
ネットワークからもWindowsアップデートのサポートの期限が切れていますのでZoomの使用は難しいと思います。

基本的には、Windows10で使用可能ですので、最近のパソコンでは安心して使用可能です。

サポートMacデスクトップPCされているオペレーティングシステムーMacの場合

Macの場合も最新のものであれば問題ありません。
macOS XとmacOS10.9 Mavericks以降ということになります。
macOS X 10.9 Mavericksが発表されたのが2013年にリリースされているので、7年前のMacということになりますね。その頃のSafariはバージョンが「7」になります。このバージョンのブラウザもサポートされています。今のSafariはバージョンが「13」ですね。

CPUとRAMの要件

最小スペックは「シングルコア1Ghz以上・メモリは特に該当なし」です。
Windowsで言えばシングルコアは2006年頃まで標準的に使用されていました。Core2duoなどの登場によりデュアルコアのCPUが使用されるようになりましたね。
今ではオクタコア、ヘキサコアというCPUの数が搭載されたパソコンが主流になってきています。
Zoomには十分ですね。
推奨スペックは「デュアルコア2Ghz以上(i3/i5/i7またはAMDと同等)・メモリ4GB」です。
ですので、Zoomを使用してテレワークなどをしていて不具合が起きる場合、パソコンのスペックが原因というのは考えにくい事がわかります。ほとんどのパソコンがこの使用するための要件を満たしているはずです。

ほかにもLinux OSも使用可能

PCを使用するOL

Ubuntu 12.04以降
Mint 17.1以降
Red Hat Enterprise Linux 6.4以降
Oracle Linux 6.4以降
CentOS 6.4以降
Fedora 21以降
OpenSUSE 13.2以降
ArchLinux(64ビットのみ)

Raspberry Piなどを用いてLinuxをインストールして、Zoomを使うことも可能ですね。
最近のRaspberry Piも8GBタイプのものも出ているので、一般のノートパソコンと遜色なくZoomで使用することができるかもしれません。

まとめ

Zoomのシステム要件を確認してみました。
ガッチリ幅広くOSを使用することが可能ですね。Windows10Sモードだけは要注意ですが、ほとんど使用可能ということでした。
ということは、相手側がZoomに対応していないということはほとんど起きないことになります。
他社とのテレワークなどでも気軽に使用可能ということになります。
Zoom自体が軽く相手に負担をかけさせないスタンスが、これだけのシェアを築いているのだと思います。

今後もZoomを使用してこのコロナの状況を乗り切っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。