Rakuten Linkアプリは楽天モバイルの通話かけ放題の必須アプリです。

このアプリを使用しなければ、「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の契約をしていたとしても通話はかけ放題になりません。

スマートフォンに標準搭載の電話アプリを使用してしまうと通常の料金がかかります。(20円(税込22円)/30秒)

このポイントを念頭に置いて、この度のRakuten Link仕様変更を確認しておきましょう。

iOS版のみの仕様変更

Rakuten Linkアプリの変更点 → 通話について

Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの電話※を着信する場合、現在はお客様のRakuten Linkアプリに着信いたしますが、仕様変更後はiOS標準の電話アプリに着信するようになります。

※固定電話や、OS標準の電話アプリなどからの発信

2021年6月15日以降 「Rakuten Linkアプリ」(以下Linkアプリ)に変更が加えられます。

この仕様変更のポイントは、着信時に使用されるアプリが、発信者が使用するアプリによって変わるということです。

言い換えると「着信が、「Linkアプリ」か標準の「電話アプリ」かに振り分けられる」ということです。

今までなら、全てLinkアプリで着信できたので、そのままリダイヤルすることもそれほど問題にはならなかったかもしれません。

しかし、これからは、Linkアプリ以外の、固定電話や携帯電話からの着信に対して、「こちらからかけ直します。かけ放題だから」と言って、そのままリダイヤルしてしまうと、Linkアプリからではなく、標準の電話アプリから発信してしまうことになるということです。

かけ放題と思って通話してしまうと長くなるので、通話料金に大きく響くことになります。

これからは、

リダイヤルは「Rakuten Linkアプリ」でかけ直す

ということになります。大きな仕様変更です。

この変更に伴い、海外からの着信も、Linkアプリを使用していないために料金がかかることになります。

もちろん今まで通り、相手もLinkアプリを使用している通話であれば、お互いLinkアプリなので、かけ放題になりますね。この場合は特に相手の通話料について気にする必要もないので、かけ直すこともないと思います。

Rakuten Linkアプリの変更点 → SMSについて

Rakuten Linkアプリを利用していない※相手とSMSの送受信をする場合、現在は、お客様のRakuten LinkアプリでのSMS送受信が可能ですが、仕様変更後はiOS標準のメッセージアプリでのみSMS送受信が可能です。
※OS標準のメッセージアプリなどを使用している場合

SMSの送受信に関してはさらに仕様変更があります。

今まではLinkアプリを使用したSMSは無料でしたが、これからはSMSでの「送信」が振り分けられるということになります。

Linkアプリを使用しているユーザーには通話同様SMSも無料ですが、それ以外のSMSは標準のメッセージアプリからのSMSということになるので、通信量がかることになります。(70文字/3円・国内)

今回の仕様変更の詳細は公式サイトでご確認ください。

楽天モバイルの公式サイトお知らせはこちらから

まとめ

楽天モバイルのiOS版の「Rakuten Link」のみ変更点です。
現時点ではAndroidユーザーに関しては変更はありません。

通話やSMSが少ししにくくなったようにも感じますが、かけ放題のリダイヤルに注意を払えば仕様変更にも対応できるのではないかと思いますが・・・・・。間違えないように注意したいですね。失敗したときのリスクが大き過ぎます。

仕組みを理解して楽しいスマホライフを!

最後まで読んでいただきありがとうございました。