新品を購入した頃は、タップするのにも慎重に扱っていたスマートフォン。

だんだん慣れてくると、その扱い方も変化してくるでしょうか?ついつい落としたり、コーヒーがこぼれたり・・・・などなど。わたしも気をつけなければと思っています。

今のスマートフォンは個人情報の宝庫のような状態になっています。

それで、スマホの操作に慣れるだけでなく、セキュリティ対策もしっかりと確認しておきましょう。

スマホのセキュリティ対策

スマホのセキュリティ対策2

OSのアップデート

iPhoneでもAndroidでも同じことですが、OS(オペレーションシステム)の状態を確認しておくのは大切なことです。

スマートフォンの土台となるシステムの状態を最新の状態に保つことによって脆弱性攻撃から守られます。

開発時には見つからなかったエラーや、バグなどが発見されて修正されます。

とくにそのエラーやバグの中でもセキュリティ上の欠陥となる状態を脆弱性といいます。

この脆弱性を狙って、端末のアプリを不正に操作したり、情報を漏洩させたりするなどの影響が出てしまいます。

OSのアップデートをすることで、バグの修正が行われエラーが減るというだけでなく、セキュリティ面でも向上することができます。

OSのアップデート時は、できるだけスマホ本体のバックアップを取ることを心がけましょう。スマートフォンの土台となる部分のファイルを修正することになるので、アップデートを失敗したときのリスクは大きいです。アップデートをする時は電源の状態もよく確認して、可能なら充電しながらかバッテリーの容量が多い状態で行うことをおすすめいたします。

無料Wi-Fi対策

公衆の無線Wi-Fiを使用するユーザーも多いのではないかと思います。
手持ちのWi-Fiルーターがない時や、データ通信が今月もうすでに使用済みという時は、公衆の無線Wi-Fiが便利ですね。

Wi-Fiにつなぐときには、無線電波の名前であるSSIDを目印につなぐことになります。
このSSIDをあたかも正規の公衆Wi-FiのSSIDと似せた名称にして、接続させようとすることもあるようです。

そのようなWi-Fiスポットには、多くの「仕掛け」が組み込まれている場合が多く、通信内容を盗み取ったり、不正サイトへ誘導することが目的の場合があります。

無料でつなげるので便利ではあるかもしれませんが、どこの会社がどんな目的でWi-Fiスポットを提供しているのか確認することでセキュリティ対策を行うことができます。

他にもVPN接続を用いることによって、通信を保護しながら使用することができますね。

スマホ本体の画面を守る

スマホ画面を守ることも大切です。画面が割れるということではなくセキュリティの観点からスマホ画面から漏洩する情報を守る必要があります。

画面を盗み見られたりすることで、アカウント入力を見られてしまうということがあります。(ショルダーハッキング)

通勤中の電車の中や、カフェでのリラックスモードの時に、いつも見ているサイトのアカウントを手打ちで入力してしまうということがあるかもしれません。IDやパスワードを覚えてしまっているので、躊躇することなく入力してしまえるでしょう。

そのような時にショルダーハッキングされてしまうと、情報が簡単に漏れてしまうということがあります。

自分自身はセキュリティ対策をしているつもりでも、人混みの中ではスパイカメラのようなものを用いて、不特定多数の人から情報を映り込むのを待っている場合さえあるかもしれません。

結局基本的な方法としては、スマホ本体を手元に置いてしっかりと守ることです。IDやパスワードを入力するような場面では、指紋認証や、顔認証などの生体認証を使用することもできます。

基本的に外出先や人混みの多い公共の場所では、覗き見られたら困るような情報を扱う作業は行わない事によってセキュリティ対策とすることができます。

フィッシングに注意

スマホのSMS(ショートメッセージサービス)として突然届くメールに注意が必要です。本当に宅配便からの連絡でしょうか?Amazonや楽天からの連絡でしょうか?

よく確認してフィッシングサイトへ誘導されることがないように注意しましょう。

過去の記事も参照してください。

まとめ

QRコードで読み込む

スマホのセキュリティ対策について確認することができました。OSのアップデートなどのソフト的なセキュリティ対策に加えて、Wi-Fiスポットの接続や、スマホ本体の画面から出てしまう情報漏えいにも注意する必要があることを確認できました。

デジタル的な要素よりも、意外にもアナログ的な要素のセキュリティ対策を行うことが重要であることが見えてきますね。

セキュリティ対策は使用するユーザーの意識の問題も大きく関係しています。スマートフォンを使用する時に、画面の大きな携帯電話という考え方ではなく、個人情報がたくさん詰まったスマートフォンであることを意識してセキュリティ対策を心がけましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。