Zoomで音が出ないとなると、画面の相手に言葉が伝わりません。特にプレゼンや発表など、自分から発信することでミーティングルーム全員に伝える場合などはなおのことです。

Zoomに不具合があるときに、まず考えるのが、インターネットの環境の状態です。無線接続であれば、Wi-Fiルーターが動いていないのではないか、あるいはそもそもインターネットの回線が止まっているのではないかという観点を考えます。

しかし今回の不具合は、いつもと少し違っていました。確認しておきましょう。

Zoomの音が聞こえない・・・

Zoomの音が出ないのはなぜ?

ネット回線が通常時よりも遅くなってしまったり、回線の使用が多くなる時間帯などで繋がりが悪くなることがあります。

そのようなときにネット回線を使用してビデオ通話を行った場合、音声は届いても画像はまだ映っていない、、、ということは時々起こります。

しかし今回の不具合は違っていました。

Zoomの画面はでているのに、音声が出ないという状態でした。つまりWi-Fiのネットはしっかりと届いているで、画面の相手は見えています。自分自身も映っています。

しかし音が出せない、つまり通話ができない。という状態です。

もちろん基本的なことであるオーディオ接続の設定やマイクの設定も完了しています。マイクもONにしていても、音が出ない・・・・・なぜ?

音が出ていないときはまず過去記事のポイントをご確認ください。

確認ポイント その1

イヤホンジャック

「イヤホンジャックの接触不良かもしれない」ということです。特に今回の不具合はここが問題ではなかったのではないかと考えています。

なぜ「イヤホンジャック」が、問題になるかというと・・・・

「イヤホンをつないでいなくてもつないだことになっている!!」

ということです。

どういうこと?

iPadなどのタブレットのイヤホンジャックに何らかの軽く通電してしまう物質がつくか、あるいは酸化膜のようなものがついてしまって、イヤホンジャックが勝手につながってしまうことがあります。

そうなると、イヤホンをつないでいなくてもデバイス内ではスピーカーへは音を流しません。その接続が不安定な状態を作り出して、音が出たりでなかったりの状態を作り出したのかもしれません。

そのような時は、イヤホンをつないで、「くるくる」回してみると不具合が解消することがあります。あまり無理せず「くるくる」とイヤホンを回して、酸化膜をはがすように動かしてみます。

イヤホンジャック内に汗や細かいゴミなどが入ったり、梅雨の時期の湿度や温度差も関係するのかもしれません。「イヤホンつないで くるくる 」です。

確認ポイント その2

他のデバイスでも同じ症状が出るかどうかということです。

Wi-Fiの問題ではないことはほぼ明らかですが、他のデバイスでも同じような症状が出るかどうか確認できるなら、トラブルシューティングの切り分けにつながります。

まとめ

Zoomの音が聞こえないときに、確認してほしいポイントを調べてみることができました。

マイクのミュートなどの基本的な部分を確認するとともに、イヤホンをつないで「イヤホンジャックをくるくる」回してみてください。

このイヤホンジャックによる音が出ない問題は、タブレット自体の不具合になるので、Zoomを使用していなときにも起こる可能性は十分にあります。

スマホやタブレットの音が出ない時はイヤホンジャックも確認してみてください。

最近はイヤホンジャック自体がないデバイスもありますね。。。その場合は当てはまりません。。。

最後まで読んでいただきありがとうございました。