夏の暑さが続いていますね。台風の影響で大雨や暴風の影響を受けているところもあるようです。コロナ禍でも重なって、今までにないストレスとも付き合っていかなければなりませんね。今できうる最善の感染対策を行って、体調管理を心がけたいと思います。よく睡眠をとったり、食生活を改善して免疫力を高めることに注意することも大切ですね。

そのようなコロナ禍でパソコンの動きも遅いとなると、がっかりしますね。

だんだん古くなってきたので、遅くなっているのかもしれないと考えることもあるかもしれません。

しかし理由はそれだけではありません。確認しておきましょう。

パソコンの動きが遅い理由

その1 アプリ(ソフトウェア)の同時起動

ソフトウェアの同時起動は、どのような時に起こるでしょうか?
文書を作成する時に「Word」のソフトを開いて作業を始めるかもしれません。文書の作成中に、知らない言葉が出てきたので、「Google Chrome」などのアプリを同じパソコンで開くことがあるかもしれません。撮った写真をパソコンの中に取り込んでタイトルなどをつけるために画像を編集することもあるでしょう。

そのような時に、パソコン1台で複数のアプリ(ソフト)を同時に起動することで、パソコンの動きを遅くしてしまうことがあります。画面上で消しているつもりでもパソコン上では作業中となっている場合もよくあります。

実のところ多くの作業がバックグラウンドで行われています。画面上では表示されていないものの並行して他の作業が進んでいます。

その中でも一番多いのが、WindowsUpdateに代表される、セキュリティーの更新作業がバックグラウンドで行われていることがあります。

定期的に診断するような設定になっていたり、新しいセキュリティーファイルが配信されると自動的にダウンロードするように設定されている場合もあります。そのような場合、設定時間になるとファイルのスキャンが急に始まったり、新しいファイルのダウンロードが行われたりすることで、パソコンのソフトが同時期どうしていることと同じになり、パソコン全体に負荷がかかった状態になってマウスがカクカクしたり、画面がスムーズに切り替わらなかったりすることがあります。

電源オンにしたときにすぐに起動できるように設定する、「スタートアップの起動」がパソコンの動きの遅い原因となっている場合場合もあります。原因は最初のスタートと同時にソフトやアプリが起動してしまっているからです。

起動しているアプリが終了されているかどうかを確認する必要があります。Windowsであればタスクマネージャーを使用して、起動されたままになっているアプリ(ソフトウェア)を終了させる事ができます。

その2 記憶容量が満タン

記憶容量に余裕がなくなると、動きが遅くなります。倉庫の中の荷物がキチキチに入っていて身動きが取れなくなるような状態です。そうなるとファイルの出し入れに時間がかかりパソコン全体の速度が下がります。

特に注意したいのは、システムファイルが入っている記憶媒体の容量が、満タン近くになってしまっているという場合です。

このような時には、システムファイルへの影響が大きいのでどれほど、他の記憶媒体に空きがあったとしても、パソコン全体の動きは遅くなります。

それで、システムファイルが入っているドライブ(ほとんどは「C:」 )の容量に空き容量がしっかりとあるか確認してください。10GB以上の空きがあると十分だと思います。画像やPDFのデータは他の外付けのUSBドライブなどに避難させておくこともできます。

その3 電源オプションを確認

とくにノートパソコンの場合、外出時に電池がなくなると嫌なので、バッテリーセーバーの設定担っているかもしれません。そのまま家でも設定がそのままになって、パソコン全体の動きが遅くなっているケースもあります。

番外 インターネット回線の問題




インターネットの閲覧時においてパソコンの動きが遅く感じる場合は、インターネット回線が影響している場合があります。
インターネット回線が遅延してしまうと、Webサイトをクリックしても次のページにすぐに移らないことがあります。パソコンとしては、「次のページに移りたいのは、やまやまではありますが、クリックしてもインターネット回線からの情報が届いていない」という状態になります。いつもよりもインターネット回線の速度が遅いので画面上での変化も遅くなるということになります。本来はブラウザキャッシュの機能がその助けをするところですが、今まで開いたことのないWebサイトをクリックする場合はこのようなことが起こりやすくなりますね。

インターネット回線が遅延するのは、インターネットを使用している時間帯や、混線の度合いも関係しているので、一概にこれが原因というのを突き止めるのは難しい場合もあります。

まとめ

パソコンを見て笑顔になる女性

いかがだったでしょうか?

パソコンが遅くなる理由は様々ですが、問題の切り分けがトラブル解決に結びつきますね。トラブルが重複している場合もあるので、一つ一つ確認することは大切です。

パソコンが古いということも問題になりやすいですが、設定一つ調整するだけでストレスが少し減るなら節
約にもつながりますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。