新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日々新たな情報が入ってきます。感染者の情報を始め、ワクチンの摂取状況や、変異型ウイルスなど目から耳からいろんな情報が入ってきます。

インターネットなどの文字情報であれば目から入ってきて文章を読むことができます。しかしテレビやラジオの情報の場合耳で聞くことになります。聴覚障がいの方には情報が少なくなる可能性が高いですね。文章を読むという作業が大変な方もおられるようです。

このような時代だからこそ、きこえない人ときこえる人が電話を使ってつながることで、お互い気遣いあうことができます。緊急時の対応も広がりますね。

2021年6月1日から本格的に利用者登録の開始が始まりました。

「電話リレーサービス」

総務省の報道によると実際に始まるのは7/1からとなっています。確認しておきましょう。

電話リレーサービスについて

電話リレーサービスとは

 電話リレーサービスとは、聴覚や発話に困難のある方(以下「聴覚障がい者等」といいます。)と聴覚障がい者等以外の者との会話を、通訳オペレータが手話・文字と音声を通訳することにより電話で双方向につなぐサービスです。

総務省ホームページより

それぞれが遠い場所にいても話せるのが、電話の良いところです。その電話を用いて聴覚障害者がどこにいても意思疎通を図ることができるように、オペレーターを介して通訳してもらうことできます。

手話だけでなく、文字をメールのように送る事もできます。通話の相手には文字としてではなく、通話として届くので会話の内容をリアルタイムに伝えることができます。一昔前の電話交換手のように通訳のオペレータに伝えることで会話をスムーズに行う事ができるようです。

このサービスを受けるための注意点

総務省のホームページを参考にして注意点を調べてみました。このサービスを使用する上で聴覚障がい者側が、インターネット環境下にある必要があります。家に固定回線のインターネットを引き込んでいるか、スマートフォンのモバイルデータ通信ができてる状況でなければならないようです。インターネット環境を整えるところから始める必要があります。

各社対応状況

各通信会社も「電話リレーサービス」のスタートにしっかりと合わせています。電話リレーサービス料金についてアナウンスしています。

KDDI

楽天モバイル

NTTdocomo

SoftBank

まとめ

電話リレーサービスとは何かについて確認することができました。
聴覚障がい者と、聴覚障がい者以外のものがオペレーターを介して双方向で話しをすることができるサービスですね。

電話を通してこうした広がりが出てくるといいですね。コロナ禍なのでなおのことストレスが増えやすい中、できるだけ意思の疎通が行える方法が増えるのは良いことと思います。

誰もが使いやすくハードルの低いサービスになるといいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。